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タマラのロマンス小説

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 CEOと夢の家 13 CEOと夢の家 15
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CEOと夢の家  ~シリーズ3~

CEOと夢の家 14

 
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 私、どうしたらいいのかしら?クライブの父親に謝ればいいの?そもそも私が神聖な部族の挨拶を見真似でするからこんなことになったのよ。

 サマンサはクライブの作った、海老のサラダとサーモンのマリネ、イタリアンスパゲッティーを食べながら、クライブに話しかけた。

「ねえ、クライブ・・」

「サム?」

「何でもないわ」
 
 貴方は私と結婚なんて嫌でしょう?サマンサは、自分がそう言葉を続けていいのか分からなかった。自分の気持ちのどこかで、クライブに心惹かれているから、このままでいいと結論を出している自分がいる。

「サム、休暇中の君には食事の他に特典が沢山あるよ」

「特典?」

「壁紙が貼ってもらえる。棚を作ってもらえる。雨どいも直して・・」

 サマンサは身震いをして首を横に振った。

「やめて、貴方は便利な業者じゃないし、それぐらい、自分でするわ」

「僕は君の足の爪を治したいんだ。君はトンカチを持つと、今度は手の爪を割るだろう」

「どこで見たの?確かにそうだけど」

「商談成立だな」

 クライブが微笑むとサマンサは更に沈んだ。

 やがて、クライブは真剣な表情でサマンサに告げた。

「僕は君の怪我に責任を感じている。僕の気のすむまで君の世話をさせてくれ」

「貴方のせいではないわ」

「僕のせいだ」

 クライブが静かに告げると、サマンサは何も言えなくなった。

「サム、とりあえず抗生剤を飲んで寝よう」

 クライブがカバンの中から抗生剤を出して、冷蔵庫の中からミネラルウォーターのペットボトルをサマンサの前に置くと、サマンサはそれを飲んだ。

「サム」

 クライブが両手を広げてサマンサを抱きかかえると、サマンサは戸惑った。

「子供じゃないのよ。家の中ぐらい歩けるわ」

「僕の気がすまない」

「自分の部屋を見られたくないの」

「あのピンクの壁の?部屋は個人の自由だろう。僕の社長室はどうなる?」

「マオリ族のグッズは愛らしいわ」

「君の部屋もね」

 クライブは微笑みながらサマンサを抱き、二階のサマンサの部屋のベッドの上にサマンサを運ぶと、礼儀正しくおやすみの挨拶をして去って行った。

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